小中学生を持つ保護者の皆さんへ

 ラグビーというと、けがが多いスポーツという印象があり、数年前のニュースでは「親がやらせたくないスポーツNo.1」というものがありました。過去においては、深刻な事故もあり、このような印象をもたれるのは当然かもしれません。

 

 しかし、日本ラグビー協会で継続して検討され、ルールの見直し、指導・育成法の改善も行われてきました。現在では、どのチームも、普段の練習からけがをしないためのトレーニングに心掛けています。

 その結果、重大事故は少なくなり、他のスポーツと比較しても危険なスポーツという状況ではなくなりました。

 

 また、大男たちがぶつかり合うため、野蛮なスポーツという印象もあるかもしれません。

 この点でも、実際のところはずいぶん違います。相手チームはもちろん自分のチームに対する試合中のラフプレーや暴言は審判が厳しく注意するなど、普段の練習も含め、非紳士的プレー・言動には厳しいスポーツです。 

 それに、ラグビー人口が少ないこともあり、試合をしていくためには、相手チームを尊重することが何よりも大切であることを選手も指導者もよく理解しています。

 

 当然ですが、選手たちもグランドを出ると優しい普通の若者です。

 

 新発田高校ラグビー部でも、進学校のラグビー部という性格から、勉学とラグビーの両立を第一の課題として監督のもと頑張っています。また逆に、このことからくる練習時間の制限もある中、歴代の先輩部員の皆さんも輝かしい戦績と素晴らしい進学の実績を作ってきています。

 

 ぜひ、このような状況と取り組みをご理解の上、息子さんたちが新発田高校に進学され、ラグビー部に入部することにご理解とご支援をよろしくお願いします。